公開済みの記事を直すほうが、新しく書くより効く
どの記事から手を付けるかを、Search Consoleの数字から決める方法。直す箇所と、触らないほうがいい箇所の見分け方。
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記事が30本を超えたあたりで、書き続けても伸びなくなる時期が来ます。
そこで新記事を増やす方向に行きがちですが、既にある記事を直すほうが効率がいい場面があります。ゼロから評価を積む必要がないからです。
どの記事から手を付けるか
感覚で選ばないでください。Search Console の数字で決めます。
見るのは2つ、表示回数とクリック率です。この組み合わせで、記事は4つに分かれます。
表示が多く、クリックも多い。これは成功している記事です。触らない。むしろこの記事の周辺に新記事を足すほうが効きます。
表示は多いのに、クリックが少ない。ここが最優先です。 検索結果には出ているのに選ばれていない。タイトルと説明文の問題で、本文を書き直す必要はありません。作業量が小さく効果が大きい。
表示が少なく、クリック率は高い。内容は刺さっているが、そもそも見つかっていない。狙う語がずれている可能性があります。
表示もクリックもほぼゼロ。後回しでいい。 ここを直すのは、新記事を書くのと変わりません。
クリックされない記事の直し方
タイトルと説明文だけを変えます。本文は触らない。
実際に表示されている検索語を確認する。 Search Console で、その記事がどの語で表示されているかが見られます。想定と違うことがよくあります。
その語を検索して、上位に並んでいるタイトルを見る。 自分のタイトルだけ浮いていないか、逆に埋もれていないかを見ます。
数字や具体性を入れると変わることがあります。「AIツールの選び方」より「AIツールの利用料を経費にするときの考え方」のほうが、何が書いてあるか分かる。
変更したら日付を記録して、数週間後に比べます。 反映には時間がかかるので、翌日に判断しないこと。
本文を直すべき場合
情報が古くなっているとき。料金が変わった、機能が終了した、制度が改正された。これは信頼性に直結するので、気づいたら直します。
読者の疑問に答えきれていないとき。表示もクリックもあるのに、滞在時間が短い。この場合は本文が期待に届いていません。
書いた当時より詳しくなった分野も、直す価値があります。書いた時点では一般論しか書けなかったが、いまは具体的に書ける。ここを足すと記事が変わります。
直すときにやらないほうがいいこと
URLを変えない。 変えると、それまでの評価を失います。どうしても変える場合は転送の設定が必要ですが、原則として触らないほうがいい。
記事を丸ごと書き直さない。 上手くいっている部分まで消えます。足りない部分を足し、古い部分を直す。
公開日を書き換えない。 更新日を別に持つほうが正確です。読者にとっても、いつ書かれていつ更新されたかは意味のある情報です。
一度に大量に直さない。 何が効いたか分からなくなります。数本ずつ直して、結果を見る。
更新したことを伝える
記事を直したら、Search Console から再クロールを依頼できます。放置していても再訪はありますが、依頼したほうが早い。
サイトマップが自動生成される仕組みになっていれば、更新日も一緒に伝わります。ConoHa WINGやエックスサーバーでWordPressを動かしている場合、プラグインで対応できます。
直す価値がない記事
全部の記事を維持する必要はありません。
テーマがずれている記事。 サイトの方向と関係ない内容は、直しても伸びません。
内容が薄く、直すには書き直しが必要な記事。 それなら新しく書いたほうが早い。
こうした記事は、削除するか、関連する記事に統合するという判断もあります。ただし削除は評価の面で影響が出る場合があるので、まず統合を検討するほうが安全です。
頻度
私は3か月に一度、まとめて見るようにしています。毎週見ても数字は動かないし、変更の効果も測れません。
3か月分たまると、伸びている記事と沈んでいる記事の差がはっきり出ます。そこから上位5本を直す。これを繰り返すほうが、闇雲に新記事を増やすより手応えがあります。
成果は個人の状況・テーマにより大きく異なります。本記事は進め方の整理であり、特定の結果を保証するものではありません。
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